7段階のうち第4段階
品揃えの計画:最初に発売する商品と、後から追加する商品
どの商品を最初に発売し、何点にして、何を後回しにするか。この段階では、希望の一覧を、予算で支えられるラインナップに落とし込みます。
自社ブランドの品揃え計画
自社ブランドの品揃え計画では、利益率、需要の根拠、各商品が拘束する資金の大きさをもとに、どの商品をどのバリエーションと発注数量で最初に発売し、どれを後から追加するかを決めます。ラインナップによって必要な工場が変わるため、工場を選ぶ前に行うべき作業です。
ブランド構築の事業者で、これを独立した作業として扱うところは少なく、小規模なブランドが苦労する原因になっています。商品が一つ増えるたびに、最小発注数、パッケージの印刷、試験、倉庫スペースが掛け算で増えます。商品数が多すぎると予算が分散し、どれにも十分な資金が回りません。一方、発売時のラインナップが狭すぎると、カテゴリーの一通りの品揃えを求める小売バイヤーに受け入れられないことがあります。どちらの誤りも、早い段階で簡単な表を作れば避けられます。
各候補を、マージン計算ツールと同じ計算で、利益率、需要の裏づけ、複雑さの観点から順位づけします。その結果は、工場探しに直接つながります。
お渡しするもの
- 利益率、需要の根拠、規制上の負荷、複雑さで評価した候補リスト
- 各商品の選定理由を付けた発売時のラインナップ
- バリエーション方針:どの色、サイズ、味を展開し、どれを見送るか
- 商品ごとの資金計画:最小発注数、パッケージ、試験、在庫金額
- 第2、第3弾の商品リストと、追加の判断基準
- 追加発注と販売終了の基準(具体的な数値で明記)
この段階の進め方
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1
ロングリスト
自社、購入者、市場データから挙がったすべての候補。
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2
根拠
ある場合は自社の販売履歴に加え、マーケットプレイスと競合のラインナップ。
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3
原価計算
各候補について、工場の参考価格と最小発注数をもとに、着荷原価と利益率を算出。
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4
ラインナップ内での役割
どの商品が集客を担い、どの商品が利益を生み、どの商品が提案を完成させるか。
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5
絞り込み
最も難しい作業です。予算に収まる発売時のリストを作り、除外する各商品にその理由を書面で残します。
発売時のラインナップに入れる商品の決め方
商品は、少なくとも以下のいずれかの役割で、入る理由を示す必要があります。どれにも当てはまらなければ、後回しにします。
| 役割 | 果たす機能 | 測定する指標 | 外すべき場合 |
|---|---|---|---|
| ヒーロー商品 | 人々がブランドを知るきっかけとなる商品 | 検索や売り場での需要、販促価格での利益率 | 需要の裏づけが明確でない |
| エントリー商品 | リスクの低い最初の購入 | リピート率、または併せ買いの率 | ヒーロー商品の価格を引き下げてしまう |
| 利益を積み上げる商品 | より多く稼げるアクセサリーや詰め替え | 付随購入率、金額ベースの利益 | 別の製造ラインや試験が必要になる |
| ラインナップの穴埋め | 業務用のバイヤーにカテゴリーが一通り揃っていると見せる | 購入者が実際に必要としているかどうか | 主にオンラインで販売していて、購入者が求めていない |
| 季節商品 | 繁忙期に売上を上乗せする | 決まった日までの消化率 | シーズン後の売れ残りを抱える余裕がない |
品揃えでよく見られる失敗
商品数が多すぎる
それぞれに最小発注数、アートワーク、試験があります。資金も注意も薄くなりすぎます。
バリエーションが多すぎる
サイズや色が増えると在庫が増えます。動きの遅いバリエーションは、結局、値引きして自力で資金を回収することになります。
単価の利益率だけで順位づけする
動きの遅い商品で利益率が高くても、動きの速い商品の控えめな利益率より稼げないことがあります。
よくある質問
新規ブランドは何点で発売すべきですか。
チャネルが受け入れる最小限の点数です。マーケットプレイスの販売者であれば、1〜2点ということもあります。小売バイヤーは、まとまりのある小規模なラインナップを期待する場合があります。適切な数は、予算を各商品の実際の最小コストで割ることで出ます。
発売前に需要をどう見積もりますか。
ある場合は自社の販売履歴、競合のラインナップ、検索候補、レビュー、価格データを使います。これで推測は減りますが、需要を証明するものではありません。需要の証明には、少量のテストロットや予約注文の方が適しています。
品揃えは工場より先に決めるべきですか。
はい。先にラインナップを決め、それに合う工場を探します。そうしないと、一つのサプライヤーのカタログによってラインナップが形作られてしまいます。現実的なものにするため、この段階で参考価格を集めます。
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