ODM(Original Design Manufacturer):意味と使いどころ

ODMでは、工場がすでに作っている設計から始められるため、時間とコストを抑えられる一方、製品の違いを出せる範囲は限られます。

定義

ODM

ODM(Original Design Manufacturer)とは、工場が自社で設計した製品を提供し、購入者向けに調整してブランドを付ける生産の取り決めです。購入者は、色、素材、機能、包装などのオプションを選びますが、中核となる設計は、通常は工場の知的財産のままです。

ODMの仕組みと注意点

ODM工場は、カタログや展示会で、ベースとなるモデルを幅広く見せます。その中から1つを選び、工場が対応できる範囲で変更を依頼し、自社のブランドで発注します。製品がすでに存在し、以前に生産された実績があるため、サンプルの作成が早く、自社の市場向けに確認できる試験データがあることも多くあります。ショールームの展示品だけでなく、現在の量産バージョンを見せてもらってください。

引き換えになるのは、コントロールです。他のブランドも同じベースモデルを発注できるため、御社の製品が、別のロゴで他所に登場することもあります。色や印刷以外に何を変更できるかを尋ねてください。別の素材、ベースモデルにない機能、新しいアクセサリー、筐体の再設計などです。実質的な変更の一つひとつが重複を減らし、プロジェクトをOEMに近づけることにもなります。

試験報告書は、注意して読んでください。工場のベースモデルについて発行された報告書は、御社が改変したバージョンを対象としていない場合があり、別の市場向けに作成されたものかもしれません。規格、型番、日付が、実際に販売するものと一致することを確認し、一致しない部分は新たな試験を計画してください。これは、生産の前に適合性対応の段階で整理します。

小型の電子機器、キッチン用品、バッグ、フィットネス用品は、ODMでよく見られるカテゴリーです。OEMとODMのページとガイドメーカーの選び方では、提案の比較方法を紹介しています。

よくある質問

ODMは、ホワイトラベルと同じですか。

近い概念です。ホワイトラベルは、通常、ブランドだけを変えた完成品を指します。ODMでは、通常、御社のブランドを付ける前に、素材、機能、包装など、工場の設計に変更を加えられます。

ODM製品で、独占権を得られますか。

地域、チャネル、期間を限って得られる場合があり、通常は数量のコミットメントと引き換えです。書面で取り決め、対象となるモデルと変更の範囲を正確に定めてください。

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